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中国が原油と戦略金属、食料の膨大な国家備蓄拡大を計画-当局者

更新日時
  • 次期5カ年計画で備蓄拡大目指す-コロナや対米関係悪化から教訓
  • エネルギーや食料安保巡る中国の懸念緩和が新たな購入計画の焦点

中国は2021年から始まる次期5カ年計画で、原油と戦略的金属、農産物の国家備蓄を拡大するよう求める。協議に詳しい複数の当局者が明らかにした。

  次期計画の策定に関わる当局者によれば、中国は新型コロナウイルス危機や米国ならびにその同盟国との関係悪化という教訓に留意することを望んでいる。世界最大級であることがほぼ確実な中国の国家備蓄が、国内経済を損ねる恐れもある供給の乱れに耐えるのに十分な規模であることを確実にするという。慎重に扱うべき情報だとして匿名を条件に当局者は話した。

  中国最高指導部は来月、次期5カ年計画の概要を示す。地政学的対立の激化や不安定なサプライチェーンから自国経済を守るための国内消費の強化や核心技術の国産化推進に向けた新たな方針を盛り込む見通しだ。食料や燃料、素材の確保は世界最大の商品輸入国である中国にとって、自立強化の前提条件になる。

  エネルギーや食料安全保障を巡る中国の懸念緩和が新たな購入計画の焦点になると当局者は述べた。

  所管する国家発展改革委員会(発改委)にファクスでコメントを求めたが、返答はなかった。

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原題:China Plans Strategic Boost to Vast State Commodity Reserves (1)(抜粋)

(第2段落以降を追加し更新します)
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