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長期金利低下、超長期の入札一巡で需給懸念緩和-20年入札結果は無難

更新日時

債券市場では長期金利が低下した。きょうの20年債入札を無難に通過し、4週連続で実施された超長期ゾーンの利付国債入札が一巡したことから、需給懸念の緩和を背景に買い圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.02%と、8月24日以来の低水準
  • 長期国債先物9月物の終値は3銭安の151円94銭。朝方に151円89銭まで下落した後、午後は152円03銭まで上昇する場面もみられたが、取引終了にかけて伸び悩み
  • 9月物の日中売買高は4兆4736億円と、中心限月ベースで3月以来の高水準
新発10年債利回りの推移

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 20年債入札は最低落札価格が市場の予想通りで無難な結果だった
  • 2週間前にも20債入札があったばかりでもともと難しい状況だったが、すんなり消化したという印象
  • 次の40年債入札まで超長期債の供給が2週間程度空く中で、利回りは低位で安定するイメージ

20年債入札

  • 最低落札価格は99円75銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.69倍、前回は3.92倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は10銭、前回4銭から拡大
  • SBI証の道家氏
    • 上の方に札があったのでテールの長さが悪い評価にはならないと思われ、トータルでみるとまずまずの入札結果
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.095%0.020%0.410%0.595%0.620%
前日比横ばい横ばい-0.5bp+0.5bp横ばい横ばい
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