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米国株が大幅反発、ハイテク銘柄に押し目買い-ユーロ高

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9日の米株式相場は大幅反発。このところ大きく売り込まれていたテクノロジー株に押し目買いが入り、ナスダック100指数は4月以来の大幅上昇となった。米国債は反落。

  • 米国株は大幅反発、ハイテク銘柄に押し目買い
  • 米国債は反落、10年債利回り0.70%
  • ユーロ、対ドルで7日ぶりに上昇-ECB当局者の景気認識で
  • NY原油は6月以来の大幅上昇-ブレント40ドル台に戻す
  • 金スポット反発-ドル指数低下や米中対立で

  S&P500種株価指数は6月以来の大幅高。ただ終盤に失速し、日中高値圏にはとどまれなかった。前日に上場来の大幅安となったテスラは急反発し、50日移動平均を再び上回った。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やアップルなど、半導体やコンピューター機器メーカーの株価も上昇した。

  S&P500種は前日比2%高の3398.96。ダウ工業株30種平均は439.58ドル(1.6%)高の27940.47ドル。ナスダック総合指数は2.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.70%。

Nasdaq 100 may find buyers entering at around 50-day moving average

  チャールズ・シュワブのトレーディング・デリバティブ担当バイスプレジデント、ランディ・フレデリック氏は「押し目買いの投資家は過去12年間、大きな利益を手にしてきた。市場にまだ投じられていない資金余力は潤沢にある」と指摘した。

  外国為替市場ではユーロがドルに対し7営業日ぶりに上昇。欧州中央銀行(ECB)の一部政策当局者が域内の景気回復見通しに自信を深めていると、関係者が明らかにした。

  ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1803ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。ドルは対円では0.1%高の1ドル=106円18銭。

  バンク・オブ・アメリカのストラテジストは、10日のECB金融政策会合での現状維持を見込むとした上で、ユーロの上昇などを踏まえ「ECBはできる限りハト派的なトーンを打ち出す必要があるだろう」との見解を示した。

  ニューヨーク原油先物相場は反発し、6月以来の大幅高。株式相場の上昇につれる形で上げた。米原油在庫が先週、7週連続で減少したとの予想も相場を後押しした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は1.29ドル(3.5%)高の1バレル=38.05ドル。ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.01ドル上げて40.79ドルと、40ドル台を回復した。

  金スポット価格は反発。ドル指数低下が材料になったほか、米中通商対立への懸念がくすぶる中で逃避先として買われた。スポット価格はニューヨーク時間午後1時48分現在、0.8%高の1オンス=1946.83ドル。一時0.6%安まで下げた後、プラス圏に浮上して上値を伸ばした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1954.90ドル。

原題:Tech Rallies Most Since April in Stock Rebound: Markets Wrap(抜粋)

Euro, Pound Reverse Losses on ECB Eve, Dollar Dips: Inside G-10(抜粋)

Oil Surges With Stronger Equities and Tighter U.S. Supply View(抜粋)

PRECIOUS: Spot Gold Rebounds on Dollar Decline, Trade Tensions(抜粋)

(第4段落以降に市場関係者のコメントなどを追加、相場を更新します)
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