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UBS、外国居住のスイス預金者に手数料引き上げ-現金預金削減狙う

  • 現金預金額が50万フラン以下のウェルスマネジメント顧客が対象
  • UBSは顧客に資金を投資に移すよう促していた-関係者

スイスの銀行UBSグループは、スイスに預金を持ちながら外国に居住する顧客に対して国際ウェルスマネジメントの手数料を引き上げる計画だ。マイナス金利が続く中で、費用のかかる現金保有を減らす取り組みを強化する。

  UBSがウェブサイトで公表した文書によると、同行は現金の預金額が50万スイス・フラン(約5820万円)以下でスイスに居住していないウェルスマネジメント顧客に対し、来年から月330フランの手数料を課す。手数料体系の詳細について知る関係者によると、これまでは年間で同様の手数料を顧客に課していた。

  非公表の話だとして匿名で語った関係者によると、UBSは6月末に現金預金者に対し、今後6カ月のうちに大部分を投資に移すか他の同行サービスを利用するかを決めるよう促し、さもなくば手数料を増額すると警告していた。

  UBS広報担当者は、マイナス金利の環境で多額の現金を保有するのは顧客にとっても銀行にとっても価値を破壊する戦略だと述べつつ、新たな手数料については言及を控えた。外国に居住しスイス国内に多額の現金を持つ一部の顧客とは、代替の選択肢を協議しているとも明らかにした。

原題:
UBS Plans Higher Fees to Push Rich Clients Out of Costly Cash(抜粋)

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