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バチカン、中国と司教任命巡る合意を延長する方向-関係回復へ一歩

ローマ法王庁(バチカン)は、中国での司教任命について同国と交わした歴史的な合意を近く延長する方向だ。約70年ぶりとなる両国の外交関係の復活に向けて一歩近づいた。

  合意は2018年9月に成立した。非公開情報について話しているとして匿名を条件に述べた事情に詳しい関係者によれば、この合意が数週間以内にあと2年延長される可能性がある。バチカンの報道官はコメントを避けた。

  中国とバチカンは1951年から断交中。中国当局はキリスト教司祭を投獄し、礼拝所を破壊、イスラム教徒の少数民族ウイグル族を再教育施設に収容している。従ってバチカンにとって、中国との関係回復は慎重さが求められる。

  中国人民大学のシニアリサーチャー、フランチェスコ・シッシ氏は「中国がバチカンとの対話を望んでいるのは、バチカンが強大なソフトパワーを持つ国であると中国が認識しているからだ。ローマ法王が話せば、誰もが耳を傾ける」と指摘した。

原題:Vatican, China Set to Renew Deal on Long Path to Diplomatic Ties(抜粋)

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