コンテンツにスキップする

NZの3年国債利回り、初のマイナス圏-追加金融緩和観測強まる

  • スワップ市場は来年10-12月までのマイナス0.25%金利実現織り込む
  • 中銀は先月、マイナス圏への引き下げ含む追加利下げあり得ると表明

ニュージーランド(NZ)の3年国債利回りが9日、初めてマイナス圏に突入した。中央銀行がさらなる利下げを実施するとの観測が高まっていることが背景。

  2023年4月償還債の利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、マイナス0.001%を付けた。スワップ市場はニュージーランド準備銀行(中央銀行)が来年10-12月(第4四半期)までに政策金利を50bp引き下げ、マイナス0.25%とすることを既に織り込んでいる。

  追加金融緩和の観測は、期待されていた新型コロナウイルスワクチンの一つの臨床試験が中断されたと伝えられたことで強まった。NZ中銀は先月、資産買い入れ規模を最大1000億NZドル(約7兆円)に拡大することを決定。コロナ危機で打撃を受けた経済の回復を支えるため、マイナス圏への引き下げを含む追加利下げもあり得ると表明した。

NZ中銀、資産購入最大1000億NZドルに拡大-マイナス金利検討

N.Z. 2023 bond yield hovers near zero as markets brace for negative rates

  ANZバンク・ニュージーランドとバンク・オブ・ニュージーランドは21年4月に政策金利がマイナス0.25%に引き下げられると予想している。

原題:
New Zealand’s Three-Year Bond Yield Turns Negative for 1st Time(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE