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ソフトバンク株売り出し、需要は1.3兆円と予定額に到達ー関係者

更新日時
  • 上場後の追加売り出し規模としては1999年のNTT以降で最大に
  • 共同主幹事は野村、大和、みずほ、メリルリンチ、JPモルガン

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ソフトバンクグループによる国内通信子会社の株式売り出しでは、証券会社が事前に国内・海外投資家の購入意欲を把握する「需要申告」が予定額の1兆3000億円規模に達した。複数の関係者への取材で明らかになった。

  関係者によると、ソフトバンクの現在の株価が1300円台と2018年の新規上場時の公開価格1500円と比べ安いほか、6%を超す配当利回りの高さから個人や機関投資家の購入意欲は旺盛で、需要は8日までに1倍を超えた。現在は購入希望の申し出を受け付けるブックビルディングを実施中で、14日にも価格を決定する。

SoftBank Stores As Group Poised to Return to Profit After Big Losses

株式売り出しの人気が上々なソフトバンク

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  ソフトバンクGは8月28日、保有する子会社ソフトバンクの株式を最大で約10億2800万株売り出すと発表した。内訳は国内で6億7047万株、海外2億5702万株、需要に応じて売り出すオーバーアロットメントは1億57万株。

  同社の売り出しは上場後初めてで、規模は1999年の日本電信電話(NTT)以降、最大となる見通しだ。関係者によると、需要がこのまま積み上がれば、オーバーアロットメントによる売り出しも実施する予定という。売り出し後のソフトバンクGの保有株比率は61.5%から40%に低下する。

  グローバル・コーディネーターは野村証券大和証券、みずほ証券、メリルリンチ日本証券、JPモルガン証券が務めている。

  ソフトバンクの広報担当者らは売り出しの状況などについてコメントしなかった。

  ソフトバンクGの株価は前週末以降、米テクノロジー株の大幅安を受け保有銘柄やオプション取引の先行きが懸念され、連日下げが目立っている。9日の取引でも一時前日比7.1%安と売り込まれたが、ブルームバーグの報道で資金調達が順調であることが市場に伝わり、終値は2.9%安の5677円と下げ渋った。

(最終段落にソフトバンクグループの株価動向を追記します)
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