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株と債券に「無秩序の時代」迫る-ドイツ銀の長期分析

200年にわたる市場の動きを概観したドイツ銀行の分析によれば、株式と債券にとって過去160年における最良の期間は終わろうとしており、新たな「無秩序の時代」が迫っている。

  先進15市場の株と債券を合わせた価格は今年、少なくとも1860年代以来の高水準に達したが、政治的経済の大きな変化によって好調は終わりつつあると調査チームが分析した。

  ストラテジストのジム・リード氏はリポートで、長期的脅威には社会の格差拡大やグローバル化の反転があると指摘。高い負債水準や気候変動問題、米中関係悪化なども追加リスクだと論じた。

  「こうしたテーマはかなり前からあるが、これらが相互に作用して1980年以来の第2のグローバル化時代を頓挫させようとしているのは最近のことだ」と同氏は解説した。

  また、1900年までさかのぼる同行のデータではフランスとイタリア、日本の債券は平均で実質リターンを生んでおらず、長期的には先進国債券でもインフレ調整後のリターンがマイナスになる可能性が極めて現実的であることを示していると指摘した。

Valuations across 15 developed markets

先進15市場全体の評価の合計。

出典:Deutsche Bank AG、GFD

原題:
Deutsche Bank Says Best Stock-Bond Run Since 1800s Under Threat(抜粋)

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