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デフォルト急増、金融市場はボラティリティー局面へ-ミルスタイン氏

  • 11月が近づくにつれ「選挙自体がボラティリティーの大きな要因に」
  • 高失業率やコロナ禍が「商業用不動産市場のフロス」につながる恐れ

グッゲンハイム・セキュリティーズのジム・ミルスタイン共同会長は年末にかけてデフォルト(債務不履行)率の急上昇が見込まれ、金融市場が「著しいボラティリティー」の局面に向かっているとの見方を示した。

  ミルスタイン氏はブルームバーグテレビジョンとの8日のインタビューで、「ひどい揺れが見込まれるため、シートベルトを締めた方がいい」と語った。

ジム・ミルスタイン氏

出典:ブルームバーグ)

  デフォルトは金融市場の混乱が続く中で増えるだろうと指摘。「米国で新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き制御できていないこと」や今後の選挙などがいずれもボラティリティーに寄与するとした。

  ミルスタイン氏は株式やクレジット市場の見通しが不透明な要因として、政治の二極化を挙げた。11月が近づくにつれ「選挙自体がボラティリティーの大きな要因になる」と分析。選挙に向かう中で、次の景気対策で双方に歩み寄りが見られていないことは「驚きではない」とした。

  失業率の高止まりやコロナ関連の経済活動停止が「商業用不動産市場を巡るフロス(泡)」につながるとの見方も示した。賃料不払いが同業界全体に波及効果をもたらし、経済に「大きな打撃」となると述べた。

原題:Millstein Predicts Spike in Defaults Heading Into Year-End(抜粋)

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