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日本株反落、米テクノロジー株安やワクチン後退-時価総額上位売り

更新日時
  • 米ナスダック指数は4.1%安と3日続落、テスラやアップルなど急落
  • アストラゼネカのワクチン試験中断、ソフトBGやMUFGなど安い

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9日の東京株式相場は反落。米国のテクノロジー株売りが継続したことや新型コロナウイルスのワクチン開発への期待後退を受け、自動車など輸出関連、銀行などの金融、情報・通信といった時価総額上位中心に売りが優勢となった。

  • TOPIXの終値は前日比15.49ポイント(1%)安の1605.40
  • 日経平均株価は241円59銭(1%)安の2万3032円54銭

〈きょうのポイント〉

  • 米国株は大幅続落、ナスダック総合指数は4.1%安-テスラやアップル急落
  • 米ニューヨーク原油先物相場は7.6%安の1バレル=36.76ドルと約3カ月ぶりの安値-アジアで需要回復の勢いが失速
  • 英アストラゼネカ、コロナワクチン試験中断-原因不明の疾患

  ピクテ投信投資顧問の松元浩常務は米テクノロジー株について、「過熱感があったというのは、今に始まった話ではない。バリュエーションでは説明できない株価水準にあった」と語る。どこまで調整するか予見するのは難しいとしながらも、「投資家のポジションが一巡するには1-2週間かかる」とみる。

  休場明けもナスダックが下げ止まらなかったことが響き、TOPIXは1600、日経平均は2万3000円の心理的節目を8月28日以来割り込む場面があった。ソフトバンクグループが売られたのをはじめ、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループといった時価総額上位銘柄中心に安くなった。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「春からのコロナ相場の前半戦がいったん終了した可能性がある」とし、株価調整が短期で終わるかは来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が重要になると述べた。

ソフトバンクグループ株の動きについてはこちらをご覧ください

  もっとも、アジア時間9日のナスダック100Eミニ先物が上げを拡大するとともに、日本株も下げ渋った。ピクテ投信の松元氏は「世界の新型コロナ環境下でいわゆるデジタル化やリモート化という大きな流れが根底にある中、アップルなどを売って資金がどこへ向かうかと言えば、やはり行く場はないのは今でも変わってない」とも話していた。

  • 東証33業種では鉱業や銀行、不動産、情報・通信、輸送用機器、保険などが下落
  • 海運や鉄鋼、ガラス・土石は上昇
反落
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