コンテンツにスキップする

ショルツ財務相、ドイツは来年も大規模な借り入れが必要に

  • 22年には債務は再び上限内に戻る見通し-ショルツ氏
  • ショルツ氏はブルームバーグが主催したオンラインイベントに参加

ドイツのショルツ財務相は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への打撃に対処するため、来年に多額の借り入れを見込んでいる。

  ショルツ財務相は8日、ブルームバーグが主催したオンラインイベントに参加し、2022年に債務は再び、同国の憲法で定められている上限内に戻るだろうと述べた。

  ドイツ憲法が定める債務上限は政府に対し、債務を管理可能な水準にとどめておくことを求めるもので、好景気では国内総生産(GDP)の0.35%に相当する構造的な赤字が認められている。リセッション(景気後退)時には景気後退の度合いに合わせ新規の借り入れを増やすことができる。

  ショルツ氏は景気浮揚策の費用を理由に「今年と来年」の債務は上限内では収まらないと述べた。その上で「できるだけ早期に以前の状況に戻りたいと考える」と話した。

  新型コロナで打撃を受けた経済を立て直すため、ドイツ政府は均衡財政方針を諦め、今年の借り入れを約2180億ユーロ(約23兆1000億円)増やす見通しだ。これは経済全体の6%超に相当する規模だ。事情に詳しい関係者がこれまで述べたところによると、来年の財政赤字は800億ユーロ超を見込んでいる。

Manufacturing has improved, but it hasn't fully recovered

原題:Scholz Says Germany Will Need Significant New Debt in 2021 (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE