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新型コロナワクチン、開発手抜きを否定-製薬9社が政治的圧力に抵抗

  • アストラゼネカやモデルナ、ファイザーなどが共同で公開書簡
  • 認可申請は大規模な治験で安全性と有効性が示された場合のみ

新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンを目指し開発競争を繰り広げる製薬9社は、政治的な圧力に屈して開発の手を抜くことはしないと約束した。トランプ米大統領は11月の大統領選挙前にワクチン実用化の準備が整う可能性を示唆している。

  英アストラゼネカと独ビオンテック、英グラクソ・スミスクライン、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、独メルク、米モデルナ、米ノババックス、米ファイザー、仏サノフィの最高経営責任者(CEO)は8日、異例の公開書簡を発表し、ワクチン候補の承認もしくは緊急使用許可を申請するのは大規模な臨床試験で安全性と有効性が示された場合に限ると表明した。

【新型コロナ】トランプ大統領、10月中のワクチン実用化を示唆

  CEOらは書簡で、「公衆衛生の利益のため、ワクチン接種を受けた人の安全と健康を常に最優先することを約束する」と述べた。

  公開書簡は早期のワクチン供給を求める政治的な圧力から、安全性が軽視されるとの懸念を打ち消す狙いがあり、ワクチンの「世界的な利用に適切な」選択肢を設けるよう各社が取り組むとの誓約も盛り込まれた。

原題:Drugmakers Join to Pledge No Safety Shortcuts for Covid Vaccine(抜粋)

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