コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(9月8日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は反発、米株先物落ち着きやワクチン進展期待-景気敏感高い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米国株先物の落ち着きや金属市況の上昇、新型コロナウイルスワクチンの開発進展から景気回復への期待が高まった。電機や精密機器など輸出関連、非鉄金属など素材といった景気敏感業種を中心に内外需ともに高かった。

  • TOPIXの終値は前日比11.15ポイント(0.7%)高の1620.89
  • 日経平均株価は184円18銭(0.8%)高の2万3274円13銭

  岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは、「米国株は景気敏感のS&P500種やダウ先物がしっかりしている半面、ナスダック先物は相対的に弱い。株式市場は景気改善の方向を織り込んでいる」と指摘。景気が上向きで米国株が全体として落ち着きを示すなら、「景気敏感の日本株にプラスとなる流れだ」と述べた。

  • 東証33業種ではサービスや食料品、鉄鋼、不動産、非鉄金属、化学が上昇
  • 機械や電気・ガスは下落

●債券は上昇、超長期ゾーン中心に買い-5年債入札結果は弱め

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。先物相場が夜間取引で堅調に推移したことや、米国の長期金利が時間外取引でいったん低下したことを受けて超長期債を中心に買いが入った。一方、この日に実施された5年利付国債入札結果は弱めとなり、5年ゾーンなどの重しとなった。

  • 新発20年債利回りは0.415%、新発30年債利回りは0.605%、新発40年債利回りは0.63%と、いずれも前日比1.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 長期国債先物9月物の終値は9銭高の151円84銭。買いが先行して午前に151円89銭まで上昇した。5年入札結果を受けていったん151円81銭まで上げ幅を縮小したが、その後再び151円89銭まで買われる場面があった

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 前週末に発表された米失業率の低下に反応し過ぎた感があり、米長期金利の0.7%台は買いのイメージ
  • 米雇用統計を受けてきのうは円債も売られたが押し目買いが強く、超長期債を中心に切り返す展開
  • 5年債入札は弱めの結果となりいったん売られたものの、再び買いが優勢となった

5年債入札

  • 最低落札価格は100円90銭、市場予想100円92銭を下回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.56倍、前回は3.55倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回1銭からやや拡大
  • 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
    • 事前に利回り低下が進んでしまったので、ややテールが伸びた感はあるが、応札倍率が前回並みで無難に消化されたという印象

●ドル・円は106円前半で小動き、米国休場明けで様子見-ポンド軟調

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半でもみ合い。前日の米国市場が休場だったことや目先の取引材料もなく、方向感に乏しい展開となった。ポンドは英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡る懸念から売りが優勢、午後には下落圧力が一段と高まった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比ほぼ変わらずの106円25銭。ここまでのレンジは106円21銭から106円31銭
  • ポンド・ドルは前日比0.2%安の1ポンド=1.3138ドル。一時は1.3128ドルと8月26日以来の安値。ポンド・円は0.2%安の1ポンド=139円59銭

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • ドル・円は7月からの主要通貨に対するドル安が一服してきたのと、米国の大統領選や追加財政出動を巡る不透明感の2つに挟まれて動けない状況だ
  • 米民主党が大統領選と上下院の議会選の全てで勝利すれば、増税や規制強化によって米景気が抑えられるとの懸念が市場では根強い。今後はやや円高方向に振れやすいだろう
  • ポンドは英国の合意なきEU離脱懸念が売り材料。ジョンソン政権の脅しに過ぎない可能性もあるが、いずれにせよ政治リスクが意識されやすい局面だ
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE