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ドル・円は106円前半で小動き、米国休場明けで様子見-ポンド軟調

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半でもみ合い。前日の米国市場が休場だったことや目先の取引材料もなく、方向感に乏しい展開となった。ポンドは英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡る懸念から売りが優勢、午後には下落圧力が一段と高まった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比ほぼ変わらずの106円25銭。ここまでのレンジは106円21銭から106円31銭
  • ポンド・ドルは前日比0.2%安の1ポンド=1.3138ドル。一時は1.3128ドルと8月26日以来の安値。ポンド・円は0.2%安の1ポンド=139円59銭

ドル・円は目先の材料難で小動き

市場関係者の見方

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • ドル・円は7月からの主要通貨に対するドル安が一服してきたのと、米国の大統領選や追加財政出動を巡る不透明感の2つに挟まれて動けない状況だ
  • 米民主党が大統領選と上下院の議会選の全てで勝利すれば、増税や規制強化によって米景気が抑えられるとの懸念が市場では根強い。今後はやや円高方向に振れやすいだろう
  • ポンドは英国の合意なきEU離脱懸念が売り材料。ジョンソン政権の脅しに過ぎない可能性もあるが、いずれにせよ政治リスクが意識されやすい局面だ

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 前日の米国市場が休場だった上、自民党の総裁選については菅義偉官房長官が安倍晋三首相の後継となって政策の継続性が保たれるシナリオが織り込み済み。取引の手掛かりに乏しい
  • 前週末の米長期金利の大幅上昇が今週も続けばドル安の流れに歯止めをかける要因になるので大きなポイントだが、米国市場が始まらないと本格的な動きは分からない

背景

  • 英、通商合意なき離脱に備え法案準備-北アイルランド経由輸出入巡り
  • 菅官房長官、金融緩和・財政出動・成長戦略のアベノミクスを継承
  • 自民総裁選がきょう告示、アベノミクス継承の菅氏が優勢-14日投開票
  • 日経平均株価は前日比184円高で取引を終了
  • 米長期金利は時間外取引で0.71%程度で小動き
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