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日本株は反発、米株先物落ち着きやワクチン進展期待-景気敏感高い

更新日時
  • S&P500種やダウ先物はアジア時間で堅調、LME金属市況は上昇
  • 米大統領は早期のワクチン実用化示唆、対中国では強硬姿勢示す

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8日の東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米国株先物の落ち着きや金属市況の上昇、新型コロナウイルスワクチンの開発進展から景気回復への期待が高まった。電機や精密機器など輸出関連、非鉄金属など素材といった景気敏感業種を中心に内外需ともに高かった。

  • TOPIXの終値は前日比11.15ポイント(0.7%)高の1620.89
  • 日経平均株価は184円18銭(0.8%)高の2万3274円13銭

〈きょうのポイント〉

  • アジア時間8日の米S&P500種Eミニや米ダウ先物は上昇、7日のストックス欧州600指数は1.7%高と反発
  • ロンドン金属取引所(LME)の金属市況は上昇、銅は2年ぶり高値-楽観的な需要観測広がる
  • トランプ大統領、10月中の新型コロナワクチン実用化を示唆

  岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは、「米国株は景気敏感のS&P500種やダウ先物がしっかりしている半面、ナスダック先物は相対的に弱い。株式市場は景気改善の方向を織り込んでいる」と指摘。景気が上向きで米国株が全体として落ち着きを示すなら、「景気敏感の日本株にプラスとなる流れだ」と述べた。

  昨日の欧州株が総じて反発した上、アジア時間8日の米国株先物は米S&P500種Eミニなどが上昇し、ナスダック100Eミニも次第に底堅さを示した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「ろうばい売りはいったん終わっていると思う」と話す。

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「このところの米中経済指標を見ると、新型コロナ感染の勢いがピークアウトする中で、世界景気の回復スピードは予想以上になっている」とし、「ワクチン開発が順調に推移していることで、経済正常化の確度は一段と強まりそうだ」と述べた。 

  • 東証33業種ではサービスや食料品、鉄鋼、不動産、非鉄金属、化学が上昇
  • 機械や電気・ガスは下落
3日ぶり反発
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