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債券は上昇、超長期ゾーン中心に買い-5年債入札結果は弱め

更新日時

債券相場は上昇。先物相場が夜間取引で堅調に推移したことや、米国の長期金利が時間外取引でいったん低下したことを受けて超長期債を中心に買いが入った。一方、この日に実施された5年利付国債入札結果は弱めとなり、5年ゾーンなどの重しとなった。

  • 新発20年債利回りは0.415%、新発30年債利回りは0.605%、新発40年債利回りは0.63%と、いずれも前日比1.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 長期国債先物9月物の終値は9銭高の151円84銭。買いが先行して午前に151円89銭まで上昇した。5年入札結果を受けていったん151円81銭まで上げ幅を縮小したが、その後再び151円89銭まで買われる場面があった
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 前週末に発表された米失業率の低下に反応し過ぎた感があり、米長期金利の0.7%台は買いのイメージ
  • 米雇用統計を受けてきのうは円債も売られたが押し目買いが強く、超長期債を中心に切り返す展開
  • 5年債入札は弱めの結果となりいったん売られたものの、再び買いが優勢となった

5年債入札

  • 最低落札価格は100円90銭、市場予想100円92銭を下回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.56倍、前回は3.55倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回1銭からやや拡大
  • 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
    • 事前に利回り低下が進んでしまったので、ややテールが伸びた感はあるが、応札倍率が前回並みで無難に消化されたという印象
  • 備考:過去の5年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.090%0.035%0.415%0.605%0.630%
前日比-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.5bp-1.5bp-1.5bp
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