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ドル・円は106円台前半、米国休場で模様眺め-ポンドは下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半で小動き。仲値公示に向けて強含む場面も見られたが、米国がレーバーデーで休場となる中、相場は総じて方向感の乏しい動きとなった。ポンドは、英・欧州連合(EU)離脱交渉への警戒から下落した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時9分現在、前週末比ほぼ変わらずの1ドル=106円28銭。ここまでのレンジは106円22銭から106円38銭
  • ポンド・ドルは前週末比0.5%安の1ポンド=1.3214ドル。一時は1.3206ドルまで下落

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 米国が休場ということで、様子見ムードが強く、ドル・円は方向感に乏しい。円以外の他の通貨で、対ドルでの調整がさらに進むのか、それともドル安が再開するのか。そして米株の調整が続くのか、米追加経済対策の協議が進むのか。そこの見極めが焦点に
  • 仮に他通貨の調整がさらに進んでも、結果的にクロス円が下落しやすく、ドル・円そのものは方向感が出ず、105円から107円のレンジが続きそう
  • 今週は欧州中央銀行(ECB)政策理事会があり、ユーロ高けん制があった中で注目。ラガルド総裁がどの程度、先行き見通しがベアになるか。英EU協議も進展が期待できない中で、ポンドやユーロの下落圧力に

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • ポンドはこれまで内部事情が無視されてドル安の裏側で買われていただけなので、そろそろ落ちそう
  • 英国では景況感の回復も陰りが見え始めているし、雇用が弱い。EUとの協議も溝が深すぎて、市場も本当に合意なき離脱を覚悟した方がいいという雰囲気が出てきている
  • イングランド銀行(英中央銀行)も弱気な見通しをするメンバーが目立ち始めており、ポンドは潮目が変わってきた気配
ドル・円は模様眺めに

背景

  • ECBは景気回復の失速とユーロ高による物価下落圧力の中で、 新型コロナウイルス危機への対応を年内に強化する公算
    • 今週の会合では政策据え置きが予想されるが、一部のエコノミストはラガルド総裁が将来の追加行動を示唆するとみている
  • ジョンソン英首相は、EU離脱の中核的原則と考える部分で妥協を迫られる場合は、EUとの通商協議から手を引く用意があるとEU側に伝える方針
  • 日経平均株価は前週末比115円安で取引を終えた
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