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ヘッジファンドのARCM、信用市場低迷時の安値買い36%リターン

  • アーシル氏のARCMは調達資金16億ドルの約80%を3、4月に投入
  • 資金の大半は先進国市場の投資適格級クレジットに振り向けた

ディストレスト資産のスペシャリスト、アルプ・アーシル氏は、3、4月に信用市場の無差別的な売りの中で10億ドル(約1060億円)規模の安値買いを行った。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  香港に拠点を置く同氏のアジア・リサーチ・アンド・キャピタル・マネジメント(ARCM)は、最新ファンド向けに調達した16億ドルのうち約80%を3-4月に投入した。より魅力的な機会を待つため、2019年のほとんどの期間は様子見をしていたと、関係者が述べた。

  情報が非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、資金の大部分はデュレーションが10年以上のドル建て先進市場クレジットに振り向けられた。ARCMは最近の市場混乱時に主に投資適格級クレジットを購入したという。

  関係者によれば、この買いは奏功し、今年1-8月の同ファンドのリターンはプラス36%となった。プラスリターンの大半は信用スプレッドが縮小した4-8月に発生した。ARCMのユスフ・ハク最高執行責任者(COO)はコメントを控えた。

MPLX bond spread, price on a roller-coaster this year

原題:
Hedge Fund’s Buying Spree During Credit Slump Fuels 36% Return(抜粋)

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