コンテンツにスキップする

EU、トルコに対し「あらゆる措置」を検討-東地中海権益巡る対立で

  • トルコとEU首脳が電話会談、EUは「アメとムチ」の手法か
  • ギリシャと連携する一方、トルコとの建設的な関係望むとEU大統領

欧州連合(EU)はトルコに対し、東地中海のエネルギー資源を巡り対立するギリシャやキプロスと合意を結べばインセンティブを与える方針だが、その一方で合意に至らなかった場合に備え制裁の準備を進めている。EU高官1人が明らかにした。

  同高官が匿名を条件に語ったところでは、24-25日に開催されるEU首脳会議の間に「アメとムチ」のアプローチが打ち出される見通し。EUのミシェル大統領(常任議長)とトルコのエルドアン大統領は6日、東地中海の緊張を巡り電話で会談した。

  トルコ政府は東地中海のエネルギー資源探査を目指しており、同海域の領有権を巡るギリシャとの対立がここ数週間にエスカレートしている。両国とも北大西洋条約機構(NATO)に加盟している。

Disputed Waters

Competing claims over the Eastern Mediterranean

Sources: Turkey’s Ministry of Foreign Affairs; Anadolu Agency; Greek government; Flanders Marine Institute

Note: Some Exclusive Economic Zones are disputed

  この高官によれば、ミシェル氏はエルドアン氏との電話会談で、EUはギリシャ・キプロスと連携する一方で、トルコとの建設的な関係も望んでいるとあらためて表明。ギリシャのミツォタキス首相は両国間の協議を開始するには、まずトルコが脅迫をやめる必要があると主張している。

原題:
EU to Consider ‘All Measures’ on Turkey in Maritime Dispute(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE