コンテンツにスキップする

中国の不動産開発会社に厳しい試練、流動性巡り-資本監視の提案も

  • 資金調達規制は新型コロナで一時緩和されたが、再び強化
  • 資本監視の提案、全体的なファイナンス引き締めの可能性-S&P

中国の不動産開発会社が流動性を巡る試練に直面している。厳しい資金調達の制約と収益性低下の長期化が問題を大きくしている。

  中国の上場住宅建設企業上位50社は6月末時点で、短期債務を辛うじてカバーする手元資金の水準だった。中国が2016年に経済のレバレッジ(借り入れ)解消を始めてから、最も厳しい状況だったことがブルームバーグが集計した最近の決算報告で分かった。  

Little Padding

A debt maturity wall in 2021 looks more worrying now

Source: Bloomberg

Note: Cash buffer refers to cash and cash equivalent

  不動産会社対する資金調達規制は新型コロナウイルス感染拡大後に一時的に緩和されたものの、再び強化された。政策当局が経済を不安化し得る資産バブルを防ごうとしているためだ。

中国、不動産開発業者の債券発行ルール厳格化-市場回復でリスク警戒

  北京GECアセット・マネジメントの鄧浩チーフエグゼクティブは「不動産開発会社のキャッシュフローにとって悪いシグナルだ」と指摘、「新型コロナ流行でも当局は住宅セクターを引き締めている。流動性リスクを抑えるために負債を積極的に圧縮してこなかった不動産開発会社は厳しい試練を迎えるだろう」と述べた。

Pressure Ahead

Chinese developers need to repay a lot of bonds in the coming year

Source: Bloomberg

  中国人民銀行(中央銀行)と住宅都市農村建設省は先月、不動産開発会社の資本を監視する規制の草案をまとめた。S&Pグローバル・レーティングによれば、この提案は全体的なファイナンスの引き締めにつながる可能性がある。

原題:China Developers Face Harsh Liquidity Test With Looming Curbs(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE