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【債券週間展望】運用ニーズで金利低下、入札順調消化との見方

9月第2週(7日-11日)の債券市場では、投資家による9月末に向けた残高積み増し需要から金利低下圧力が掛かりやすいと予想されている。良好な需給を背景に5年債、20年債の入札とも順調に消化されるとの見方が出ている。

市場参加者の見方

◎野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 今週の30年債入札は結果の不調にもかかわらず入札前より利回りが低下し、需要の強さを確認。来週の20年債で一連の利付債入札がいったん途切れるので、今のうちに買っておこうという需要が見込める
  • 10年債も0.04%~0.05%で強い押し目買い需要がある。供給が減る中、0.02%~0.03%でも需要があるかもしれない
  • 5年債、20年債入札とも現在の金利水準なら十分消化されよう
  • 長期金利の予想レンジは0.01%~0.05%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 今月は国債の大量償還月で投資家の手元に10兆円近い資金が戻る予定で、利回りが上昇すれば投資家の押し目買い姿勢は強まろう
  • 日本銀行の買いオペや投資家の押し目買いに支えられて、国内債券相場の下値不安は小さい
  • 年度上半期末の接近や17日に日銀の金融政策決定会合を控え、こう着相場が続こう
  • 長期金利の予想レンジは0.01%~0.05%


国債入札予定

対象年限発行予定額
  8日5年2.5兆円程度
  10日20年1.2兆円程度

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
  7日1-3年4200億円
3-5年3500億円
25年超300億円
  11日1-3年4200億円
3-5年3500億円
5-10年4200億円

主な材料

  • 7日:7月の景気動向指数
  • 8日:4-6月国内総生産(GDP)改定値
  • 8日:自民党総裁選告示。14日に投開票
  • 10日:7月の機械受注
  • 10日:欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表
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