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日本株は反落:半導体など広く下げ、米国株急落で-情報・通信も安い

更新日時
  • S&P500種は約3カ月で最大の下げ、ナスダック100指数は5%安
  • 菅氏、携帯3社の営業利益率20%は「ものすごく問題」

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4日の東京株式相場は反落。テクノロジー株を中心に米国株の大幅安が嫌気され、半導体をはじめとする電機など輸出関連、化学などの素材、医薬品などを中心に幅広く下落した。菅官房長官の携帯料金を問題視する発言で情報・通信も売られた。

  • TOPIXの終値は前日比14.64ポイント(0.9%)安の1616.60
  • 日経平均株価は260円10銭(1.1%)安の2万3205円43銭

<きょうのポイント>

  • 米国株大幅安、S&P500約3カ月で下げ最大-ナスダック100は5%安
  • 8月米ISM非製造業指数、4カ月ぶり低下-市場予想下回り56.9
  • 菅氏、携帯3社営業利益率20%「ものすごく問題」-解散は状況次第

  T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジストは「米国株のRSI(相対力指数)がかなり上昇しており、過熱感が高まっていた。米国に限らずコロナの問題から自律反発で急回復を見せてきたところから、回復ペースが鈍化してるパターンの変化に対して株価は楽観的過ぎた」と指摘。日本では日経平均がきのうコロナショック前の水準を超え、「過熱感よりも達成感や米国株の波乱を気にして調整している」と話す。

  滞っている米国の経済対策の議論が進んだ結果、何も経済対策が出てこなければ、「これまで株式市場が見込んでいた米国経済の回復がとん挫しかねない」と浪岡氏は懸念する。

  米国株の大幅安を受けて日本株も軟調に推移。東証マザーズ指数は2.6%安とナスダック総合指数の急落を受け、主要株式指数の中でも大きく下げた。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「米国株はここ1週間のグロース株の上昇が大きく、上昇スピードも速過ぎた反動で過熱感や警戒感から下落しており、日本株もハイテク株やグロース株を中心に下げる」と指摘した。

  • 東証33業種では精密機器、情報・通信、医薬品、サービス業、食料品、電機が下落
  • 鉄鋼、空運、銀行、輸送用機器、海運は上昇
TOPIXの推移
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