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米連銀総裁2人、今月のFOMCで金利ガイダンス更新する公算小

  • シカゴとアトランタの連銀総裁、他の政策当局者と同様の見解示す
  • まだガイダンスを明確にすべき時期でないとボスティック総裁

米連銀総裁2人が3日、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で金利ガイダンスを更新する可能性は低いとの見解を示した。ガイダンスの更新にはまず経済の先行きがより明確になる必要があるとの立場を示唆した。

  シカゴ連銀のエバンス総裁はオンラインイベントでの講演後、記者団に対し、「来春にどういう状況になるかなどがより明確に予想できるなら、前回の景気回復時にわれわれが行ったように異例の緩和的政策を強化する必要があるかどうか分かるだろう」と述べた。

  アトランタ連銀のボスティック総裁は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)との先のインタビューで、同様のコメントをしていた。

  今月15、16両日のFOMC会合を控え、間もなく当局者が金融政策に関する発言を控えるブラックアウト期間に入る。同期間前に予定されているものとしては最後となった両総裁のコメントは他の政策当局者の見解と一致していた。

  FOMCは経済が最大雇用とインフレ率2%達成に向け「軌道に乗る」までは金利をゼロ近辺にとどめるとしている。7月のFOMC議事要旨は、経済支援のため「ある時点」で金利ガイダンスの明瞭さを高めることが議論されたとしている。低金利の見込みが強まれば、長期借り入れコストは低下し、経済活動が後押しされるという考え方だ。しかし、明確化する時期は差し迫ってはいないようだ。

  ボスティック総裁は、「われわれが緊急状況からより安定的な状況へと移行しつつあることが誰の目にも明らかになる時期に到達した時、フォワードガイダンスや、あなた方が話されている明瞭さといったものがより重要になると私は考える」と同インタビューで発言。「現在はまだその時期ではないと思う」と語った。

原題:Fed Officials Push Back on Updated Rate Guidance at Next Meeting(抜粋)

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