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ユーロ圏経済の回復に失速感、スペインとイタリアは早くも活動縮小

  • 8月のユーロ圏総合PMI改定値、主要国は軒並み前月から低下
  • 7月のユーロ圏小売売上高も予想に反して前月比で減少

ユーロ圏経済の回復は7-9月(第3四半期)の半ばで失速した。IHSマークイットが3日発表した8月の総合購買担当者指数(PMI)改定値は、ドイツとフランスの経済活動が拡大ペースを落とし、イタリアとスペインは縮小を示唆した。

  8月のユーロ圏総合PMI改定値は51.9と、7月の54.9から低下。製造業の生産は大きく改善したものの、より規模の大きいサービス業がわずかな成長にとどまった。受注の伸びは鈍化、雇用削減は続き、先行きに対する信頼感は後退した。

  これとは別に発表された7月のユーロ圏小売売上高も予想外の減少だった。

Gauges of economic activity point to contractions in Italy and Spain

  IHSマークイットのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「回復の勢いはほぼ全て失われた」と指摘。「今年春の急激な落ち込みから経済が秋に力強く回復する可能性は依然あるものの、回復持続への取り組みをしっかりと続けるための政策対応が重要になることを、今回のPMIは示している」と述べた。

原題:
Europe’s Economy Starts to Lose Its Recovery Momentum (2)(抜粋)

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