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中国政府、テクノロジー輸出制限の権利強調-TikTok取引で役割

  • AI技術の輸出規制、特定の企業念頭には置かず-商務省報道官
  • 中国政府の主張、TikTokの米事業売却交渉を危うく

中国政府は3日、テクノロジー輸出を承認したり禁止したりする権利があると強調し、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却取引で重要な役割を果たす意向をあらためて示した。

  商務省の高峰報道官は週次のオンライン記者会見で、人工知能(AI)技術を輸出制限対象に加えた規制改定について、特定の企業を念頭に置いているわけではないと説明。一方で、この対象に該当するテクノロジーを持つ全ての企業は、関連する政府当局と協議する必要があると主張した。

  「関連する企業が貿易や投資、技術協力を通じて規制対象のテクノロジーを外国に移転する場合、地方政府レベルの商務省出先機関と速やかに協議を持ち、法に従って対処することが望ましい」と語った。

  ティックトックの米国事業売却を巡っては、マイクロソフトやオラクルなどが交渉に乗り出しているが、取引は複雑でトランプ政権も監視しており、中国政府の今回の主張で交渉の行方はさらに危うくなりそうだ。

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原題:
China Affirms Right to Approve Tech Deals as TikTok Sale Looms(抜粋)

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