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バンガード・グロースETFなど過去最大の資金流出-株価先行き懸念

  • グロース銘柄に連動するファンドから24億ドルが8月に流出した
  • バリュー銘柄に比べあまりに割高ではないかとの不安も広がる

今年に入り高成長期待の銘柄が大きく値上がりしたが、グロース銘柄に連動する2つの主要な上場投資信託(ETF)は、勢いを失いつつある。

  ブルームバーグの集計データによれば、「バンガード・グロースETF」(純資産額650億ドル=約6兆9000億円)と「iシェアーズ・コア S&P米国グロースETF」(同100億ドル)は、いずれも8月に過去最大の資金流出に見舞われた。

  グロースファンドからは先月24億ドル余りが流出したのに対し、割安と思われる銘柄に連動するバリューファンドには3月以降で最も多い19億ドルが流れ込んだ。

  バランスシートが堅実で時価総額が大きいテクノロジー大手に代表されるグロース銘柄の取引などが、今年最も人気を集めた。しかし、いわゆるバリュー銘柄に比べあまりに割高ではないかとの不安が広がり、グロース銘柄の歴史的な急騰が、さらなる値上がりを巡る懐疑的な見方を促した。

  CFRAリサーチのETF&ミューチュアルファンド・リサーチ責任者トッド・ローゼンブルース氏は「アマゾン・ドット・コムやアップルなど少数のメガキャップが主導する著しいアウトパフォーマンスが今後も継続し、さらに大きく上昇できるのか、迷いが存在する」と指摘した。

Both VUG and IUSG had their worst months on record

原題:Two Giant Growth Funds Suffer Biggest Selling Stampede on Record(抜粋)

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