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米国株のメルトアップに試練か、米国債利回り約1%に上昇なら-分析

  • 株価が前例ない水準に上昇、株式と債券の相関関係が注視されている
  • 利回り1.25%に上昇なら、S&P500種株価指数は13%下落する計算

足元の米国株のメルトアップ(予想外の上昇)は利回り曲線の継続的なスティープ化によって試される可能性がある。割引率や株式、米国債の利回り曲線に関する分析が示した。

  さえない経済見通しにもかかわらず株価が前例のない水準に上昇していることで、株式と債券の相関関係がここ数週間、注視されている。S&P500種株価指数の1日終値である3526では1株130ドルの利益予想に基づく割引率が3.68%となる。これは現行の米10年国債利回りと差が約300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)であることを示す。

  分析によると、300bpの差が維持されると想定すると、10年債利回りが1%となる利回り曲線のスティープ化が起きれば、S&Pは3250と、現行レベルから8%下落することになる。利回りが1.25%に上昇すると、同指数は13%下がる計算だ。

  利回り上昇は今のところ小幅で、株価上昇を阻む要因にはなっていない。ただ米国株全体がドットコム・バブルのころよりもさらに割高であることは否めない。

原題:
Treasury Yields Will Become a Headache for Stocks Around 1%(抜粋)

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