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ドイツ銀CEO、収益目標の達成可能と示すことが次の大きな課題

  • ゼービングCEO、今年通期の税引き前利益目標を確認
  • アナリストは収益目標の達成に懐疑的、4.63億ユーロの損失見込む

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は、コストや資本の面で市場を納得させた後、次の大きな課題は収益目標を達成できると懐疑的なアナリストに示すことだと述べた。

  アナリストの間では同行が4億6300万ユーロ(約582億円)の損失を計上すると見込まれているものの、ゼービングCEOはフランクフルトで開かれた会議で、今年通期の税引き前利益目標を確認した。アナリストは同行がコスト目標の達成すると考えるようになっており、「資本に関する質問」をしなくなったと指摘。今後は収益計画が現実的であると納得させることを目指すと語った。

  ゼービングCEOは昨年、コスト削減と増収による収益性向上を目指した4年間のリストラ計画を開始した。これまでのところ、2022年の収益性や総収入の目標を達成できると考えるアナリストはいない。

An Expectation Gap

Deutsch Bank vows to make EU24.5b in 2022 revenue but few believe it

Sources: Company filings

Note: DB has set a revenue goal for 2022 but not for the intervening years

  それでも、ドイツ銀の総収入予測は、年前半のトレーディングの活況を追い風に今年は上昇している。ゼービングCEOはトレーディングの活況は年後半に横ばいになると予想している。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、アリソン・ウィリアムズ氏は1日付のリポートで、「主要債券商品全般のボラティリティー低下」は業界全体の7-9月(第3四半期)のトレーディング鈍化のシグナルだと分析した。

  ゼービングCEOは2日の会議で、ドイツ銀のトレーディング事業の年前半の伸び全てが市場要因によるものではなく、リストラも寄与したと指摘。ユーロ圏金利が長期にわたりマイナス圏で推移するとの見通しに立ち、収益への影響を相殺する方策に同行が取り組んでいることも明らかにした。

原題:Deutsche Bank CEO Says Revenue Is Next Big Goal of His Plan (2) (抜粋)

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