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バルニエ氏、「心配し、失望もしている」-英国との通商協議後

  • 英国の立場に何ら変化は見られなかった、急速な進展が必要だ
  • バルニエ氏、進展ない交渉へのEUの憤り表す

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英国と欧州連合(EU)の通商協議でEU側の代表を務めるバルニエ首席交渉官は、英国は建設的な姿勢で臨んでいないと批判した。

  バルニエ氏は2日、アイルランドの国際欧州問題研究所(IIEA)主催のイベントで「私は懸念しているし、失望もしている」と述べ、「私は今朝、ロンドンから戻ってきた。英国の立場に何ら変化は見られなかった」と続けた。

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バルニエEU首席交渉官

  バルニエ氏の発言には英国との数カ月にわたる交渉で進展が見られないことについて、ますます強まるEUの憤りを表している。

  英国がEUの環境基準や国家補助の制限を損ねることはしないとの法的なコミットメントを行わず、英国の領海内でEUの漁業権を認める譲歩をしなければ、年末までに経済協力合意を結ぶことはいかなる形であってもあり得ないとバルニエ氏はあらためて表明した。

  その上で、「急速な進展が必要だ」と述べ、「英国が4億5000万人の消費者を抱えるEUの市場に関税なし、税金なしでの輸出を可能にする公平な通商合意を結びたいのであれば、事態を動かす必要がある」と言明した。

原題:Barnier ‘Worried and Disappointed’ After Latest Talks with U.K.(抜粋)

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