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きょうの国内市況(9月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米経済指標と緩和示唆で景気期待-半導体や通信高い

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  東京株式相場は反発。堅調な米経済指標や米金融政策当局者から緩和的な発言があったことで景気回復への期待が高まり、半導体などの輸出関連、情報・通信、小売りなどが買われた。

  • TOPIXの終値は前日比7.59ポイント(0.5%)高の1623.40
  • 日経平均株価は109円08銭(0.5%)高の2万3247円15銭

  さわかみ投信の草刈貴弘最高投資責任者(CIO)は「FRB理事のハト派的な発言やドル安などで日本株は上昇はしているが、材料が乏しく、業種よりも個別銘柄で選ばれている」と指摘。「アップル関連で村田製作所など分かりやすい銘柄や上がりそうという観測で先回りして買われていたり、任天堂などは買いが買いを呼んで上昇している」と話した。  

  • 東証33業種では電機、海運、その他製品、その他金融、水産・農林が上昇
  • 鉱業、保険、石油・石炭製品、輸送用機器、空運は下落

●超長期債が下落、あすの30年債入札に向けた調整売り圧力で

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  債券市場では超長期債相場が下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事の発言で米長期金利が低下した流れを引き継いで買いが先行したものの、あすの30年債入札に対する警戒感から次第に売り圧力が掛かった。

  • 新発30年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.615%、新発40年債利回りは0.5bp高い0.64%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.04%
  • 長期国債先物9月物の終値は前日比4銭高の151円74銭。夜間取引の流れを受けて買いが先行した後、一時152円68銭まで下落したが、引けにかけて買い戻された

バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • FRB理事発言もあって朝方は買われたが、日本銀行も追加緩和という話にはならず、やはり需給懸念が重し。あすの30年入札に備える展開になった
  • きのうの10年債入札が低調になる中、30年債は2週間前に入札をやったばかりで、0.60%程度なら買いたい人はすでに買っている感じ
  • あすの入札はもうちょっと高い利回りが要求されるのではないか
  • 安倍首相辞任はサプライズだったが、後継は菅官房長官との流れになって市場はすぐに落ち着いており、アベノミクスを推進してきた人なので材料視されなくなった

日銀オペ

  • 対象は残存1ー3年、3ー5年、10ー25年。通知額はそれぞれ4200億円、3500億円、1200億円と、いずれも前回から据え置き
  • 残存10-25年の応札倍率は3.48倍と6月以来の高水準、売り圧力の強まりが示された
  • バンク・オブ・アメリカの大崎氏
    • 残存10-25年は来週の20年債入札に向けて、いったんポジションを落としておこうというディーラーの応札があったのではないか

●ドル・円は106円台前半、FRB高官発言とドル安調整でもみ合い

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円前半でもみ合い。米連邦準備制度理事会(FRB)高官からのハト派的な発言を受けてドル売り圧力がくすぶった一方、前日に2018年以来の高値をつけたユーロに対する欧州当局のけん制をきっかけにユーロ買い・ドル売りを巻き戻す動きが出た。ドル安相場の調整は他の主要通貨にも広がった。

  • ル・円は午後3時24分現在、前日比0.1%高の106円04銭。ここまでのレンジは105円85銭から106円13銭
  • ドルは主要10通貨のうち、ニュージーランドドルとカナダドルを除くすべての通貨に対して上昇
  • ブルームバーグ・ドル指数はほぼ変わらずの1161.92
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1903ドル。ここまでのレンジは1.1892ドルから1.1929ドル
  • オーストラリアドル・ドルは0.2%安の1豪ドル=0.7360ドル。ここまでのレンジは0.7337ドルから0.7382ドル
  • NZドル・ドルは0.3%高の1NZドル=0.6780ドル。ここまでのレンジは0.6747ドルから0.6789ドル

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 米雇用統計にむけてドルショートを軽くしたいという力が働きつつも、連日のFRB高官からのハト派発言を受けた9月連邦公開市場委員会(FOMC)への期待のドル売りと綱引き状態
  • 1.20ドルを付けたユーロ・ドルではユーロ高のけん制も出ており、ドル安の調整が意識されている。9月FOMCについては、フォワードガイダンスの強化などを意識
  • ドル・円は106円を挟んだ狭いレンジでの値動きに終始。日本の政局はきょう菅官房長官が出馬宣言をすれば、一服ということになりそう

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 豪ドルは調整地合いにある中で、弱いとみられていたGDPが予想を下回ったことが重しに
  • NZドルについてはNZ中銀総裁が為替水準を問題視しない姿勢が支え。交易関係を考えた場合、対豪ドルでのNZドル安が為替を懸念しないことにつながっていそう
  • 全体的にドルショートがたまる中で、ドル安の調整地合いになっている。ただ、主要通貨が対ドルで調整する中で、それがクロス円の下げにつながっている面もあり、ドル・円の重しに
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