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米ワクチン接種、医療従事者やエッセンシャルワーカー優先に-指針案

  • 最初のワクチンが実用化されても、数カ月は供給が限られる見込み
  • 子供やヤングアダルトの接種は後半段階-NASEMが提言まとめる

米政府が諮問する学術団体、米国科学・工学・医学アカデミー(NASEM)は新型コロナウイルスワクチンの接種について、まず最前線にいる医療従事者やファーストレスポンダー(初期対応を行う人々)に対して行い、次に医療上のリスクが高めの人に実施すべきだと指針案で指摘した。

  1日公表されたNASEMの提言はワクチンが実用化された際に米保健当局が最終的な配布計画を策定する手助けとなる。同団体はリポートで「配布枠組みの主要目標では2点に力点が置かれている。罹患(りかん)・死亡の予防と感染減少による効果の最大化だ」と説明した。

  指針案では人口を4つのグループに分類。第1グループは最前線の医療従事者とファーストレスポンダー、リスクの高い健康状態にある人、密な状態で生活する高齢者。リポートによると、このグループは米人口の約15%に相当する。

  第2グループはエッセンシャルワーカー、教師、学校職員、刑務所やホームレス施設の人々、リスクが中程度の健康状態にある人、第1グループに含まれなかった高齢者。第1グループと合わせると、全人口の最大50%をカバーする。

  第3グループは子供やヤングアダルト(10代後半から20代前半)のほか、感染リスクにさらされる主な産業の他の労働者が含まれる。ここまでで人口の約85-95%が該当する。第4グループはワクチンを接種できなかった他の全ての人となる。

  最初のワクチンが実用化されても、数カ月は供給が限られる見込みで、接種対象の優先順位付けが重要になっている。

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接種対象の優先順位に関する指針案に掲載された表

出典:米国科学・工学・医学アカデミー

原題:
Health, Essential Workers Would Be Priority for U.S. Vaccine (1)(抜粋)

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