コンテンツにスキップする

出遅れ銘柄に回復広がる中国株-オールド経済の好機は始まったばかり

  • CSI300指数構成銘柄の79%、200日移動平均を上回って推移
  • 創業板なら86%-米S&P500種では62%、ナスダック総合50%前後

最高値更新が続く米国の株式相場に注目が集まるが、中国の株式市場ではより広範囲で持ち直しが進んでいる。

  中国本土株の指標、CSI300指数を構成する銘柄では79%が200日移動平均を上回って推移している。この割合は、米S&P500種株価指数なら62%だ。

  深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」の上場銘柄から成る創業板指数では86%。一方、米ナスダック総合指数は50%前後にとどまる。

  テクノロジーとその関連セクターが今年のS&P500指数上昇の原動力だが、力強い株高は一握りの銘柄に集中している。投資家がテレワーク経済に最適とみる企業だ。中国では3月の安値からの回復が工業・素材銘柄を含めた出遅れ株にも広がり、景気回復に沿った株高トレンドとなっている。

Nearly 80% of China's CSI 300 members are trading above 200-day moving average

  粤開証券の廖宗魁アナリストは「テクノロジーやヘルスケアのようなディフェンシブ銘柄に資金がとどまらざるを得ない他の市場とは異なり、中国では政府支出のみならず市場の需要がけん引する持続的な景気回復の期待で株価は上げている」と述べる。

  深圳前海道誼投資の盧栢良ファンドマネジャーは「エネルギーや建設、金融といったオールドエコノミー銘柄の好機は始まったばかりだ」と指摘、「景気敏感株の好調は2、3四半期続く可能性」があり、相場を幅広く支える手助けをするとの見方を示している。

原題:China’s Stock Market is Rebounding More Broadly Than the U.S.(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE