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豪中銀、政策金利と利回り目標据え置き-市中銀行への供給拡大

更新日時
  • 政策金利と3年国債の利回り目標を共に0.25%に据え置き
  • ファンディングファシリティーの規模拡大、期間も延長

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、主要政策金利を据え置く一方、ターム・ファンディングファシリティー(TFF)の規模を拡大し、期間も延長すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴うリセッション(景気後退)から経済が回復する中で、緩和的な政策を維持する。

  豪中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の0.25%に据え置き、3年国債の利回り目標も0.25%のまま維持した。ブルームバーグが調査したエコノミスト34人全員が金利据え置きを予想していた。

  豪中銀はその一方で、期間3年のファンディングファシリティーを通じて、固定金利0.25%で市中銀行に行う資金供給について、貸付残高の2%相当の追加資金への銀行のアクセスを可能にし、2021年6月末まで利用できるようにすると発表した。当初は9月末で終了する予定だった。

  ロウ総裁は声明で、「政策委員会は高度に緩和的な政策を必要な限り維持する方針であり、追加な金融政策手段によってどのように回復を支えられるか引き続き検討している」と説明。「豪州の大半の地域で回復が進行中だが、この回復はむらがあり不安定である公算が大きい」との認識を示した。

  豪中銀によれば、TFFの下でこれまでに520億豪ドル(約4兆円)が引き出され、今後数週間でさらなる利用が見込まれる。今回の変更に伴い、市中銀行が利用可能な資金は約2000億豪ドルに増える。

原題:RBA Keeps Rate Unchanged at 0.25%; Decision History、Australia’s Central Bank Holds as Fed Pivot Adds Currency PainAustralia Central Bank Holds Rates, Boosts Funding Facility (1)(抜粋)

(声明の内容などを追加して更新します)
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