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アップルの5G対応新型iPhone、年内7500万台目標に-関係者

  • 今年の新型iPhone出荷が最高8000万台に上ると見込む
  • 18、19両年と同様の目標-コロナ禍にあっても強気なサイン

アップルは第5世代(5G)通信規格対応の新型「iPhone(アイフォーン)」を7500万台以上生産するようサプライヤーに要請した。昨年発売の機種とほぼ同じ生産水準で、同社の最重要製品の需要が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やリセッション(景気後退)のさなかでも持ちこたえている兆しと言えそうだ。

  事情に詳しい複数の関係者によると、アップルは新型アイフォーンの今年の出荷が最高8000万台に上ると見込んでいる。同社の計画では、デザインを新たにし、画面サイズの選択肢も広げた5G対応の4モデルを10月に発売する。製品発表前だとして関係者は匿名を条件に話した。

  アップルは秋の製品ライン刷新の中で、タブレット「iPad(アイパッド)Air」の新モデルと、腕時計型端末「アップルウオッチ」の最新機種2モデル、同社初のオーバーイヤー・ヘッドホン、小型スピーカーの「ホームポッド」も準備中。アップルの広報担当はコメントを控えた。

Apple's iPhone Era

Tech giant has shipped more than 1 billion handsets in recent years

Source: IDC

Note: Annual shipments in millions of units

  毎年秋の新型アイフォーン発売を前に同社とパートナーは生産を拡大しており、2019年夏にはサプライヤーは最大7500万台分の部品製造を準備していた。18年の目標も同様であったため、今年の7500万ー8000万台の目標は強気なサインだ。

  新型コロナ禍で経済が打撃を受け、サプライチェーンは混乱したものの、アップルは在宅勤務や遠隔学習の普及を背景にアイフォーンやアイパッド、コンピューター「Mac」の需要が好調になると予想している。直近四半期のアイフォーン売上高はウォール街の予想を上回った。

  アイフォーン新モデルはベーシックな2機種と高級機種の2機種に初めて分かれるが、全ての機種に有機ELディスプレーを搭載する。ベーシックモデル2機種の画面サイズは5.4インチと6.1インチ、上位機種「Pro(プロ)」モデルのサイズは6.1インチと、アイフォーンでこれまで最大となる6.7インチから選択できる。  

  新機種は全てデザインが刷新され、アイパッド・プロに似た角張ったエッジになる。上位2機種は引き続きステンレススチールを用い、カラーの選択肢は、2019年のアイフォーン11プロで採用したミッドナイトグリーンの代わりにダークブルーを計画している。

Smartphone Snapshot

Apple was third in shipments during the second quarter

Source: IDC

Note: Millions of units shipped in second quarter of 2020.

原題:Apple Targets 75 Million 5G IPhones for Fall Product Blitz (抜粋)

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