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コロナ抗体医薬の開発競争が過熱、グラクソとヴィルが臨床試験開始

  • 試験は先週始まる、早ければ来年上期に実用化される可能性
  • アストラゼネカも先週、抗体医薬の臨床試験を開始したと発表

新型コロナウイルス感染症(COVID19)を治療する抗体医薬の開発競争が過熱している。英グラクソ・スミスクラインと米ヴィル・バイオテクノロジーは抗体医薬候補を評価するヒトへの試験を先週開始した。早ければ来年上期に実用化される可能性がある。

  両社の8月31日の発表によると、世界各地の高リスク患者1300人を登録する第2/3相試験に直接進んだ。早期または軽度の症状が出ている人の入院を防ぐことに重点を置いており、初期の結果は年内に判明することもあり得るという。

  多くの医薬品メーカーがモノクローナル抗体で新型コロナ感染症を治療ないし予防する製品の開発を目指しており、グラクソとヴィルもその一角。こうした治療法はワクチンが実用化される前に短期的な解決策になる可能性があり、中高年や予防接種に反応しないリスクが高めの人にとって必要とも考えられている。

  アストラゼネカも先週、2つの抗体を組み合わせた医薬品の臨床試験を開始したと発表。リジェネロン・ファーマシューティカルズが試験を進めている2つの抗体を含む医薬品の初期データは9月に判明する見込みだ。イーライリリーは抗体の第3相試験を米国の介護施設で8月に開始している。

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原題:
Covid-19 Antibody Race Is On as Glaxo and Vir Start Key Study(抜粋)

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