コンテンツにスキップする

日本株は小幅反落、自民党総裁選控え様子見ムード-保険・陸運に売り

更新日時
  • 自民総裁選、菅官房長官が優位な情勢-両院議員総会で選出へ
  • 米国株はダウとS&P下落、米国10年債利回りは0.70%に低下

1日の東京株式相場は小幅に反落。材料が乏しく自民党総裁選を控え様子見ムードが広がる中、米金利低下の影響をうける保険が安く、情報・通信や陸運、小売りなどの内需株、自動車など幅広い業種が下落した。

  • TOPIXの終値は前日比2.37ポイント(0.2%)安の1615.81
  • 日経平均株価は1円69銭(0.01%)安の2万3138円07銭

<きょうのポイント>

  • 自民総裁選、菅官房長官が優位な情勢-両院議員総会で選出へ
  • 米国株はダウとS&P下落、中国の新たな輸出制限措置を懸念
  • 米国10年債利回りは1bp(1bp=0.01%)低下の0.70%
  • クラリダFRB副議長、YCCに含み-経済予測を「微調整」も

  米国株の下落を受け小安く始まった日本株は、開始直後に日経平均が一時上昇に転じたものの安値圏で推移。二階自民党幹事長が両院総会での総裁選出方針を提示したと伝わると両指数とも上昇に転じる場面があった。午後に入り、自民党総務会が石破茂氏に有利な党員投票を見送る決定をしたとの報道で下げ幅を縮めた。

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「材料が少ない中でしっかり買う状況ではなく、次期総裁を両院議員総会で決めるとの報道に反応し、菅氏が有力となり政策の継続性が期待できることを好感した動き」があったと指摘した。

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「FRBのクラリダ副議長が金利抑制政策に含みを持たせ、金融緩和長期化でリスクテイク意欲は高まっておりリスク資産に資金が向かいやすい状況は続いている」と指摘。ただ、「きのう上昇した反動から、総裁選を控え様子見ムードが強く、もみ合う」と話していた。

  • 東証33業種では陸運、水産・農林業、倉庫・運輸、不動産、保険などが下落
  • バフェット氏が投資を公表した商社株は上昇
TOPIXの推移
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE