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ソニー出資のエムスリー、4兆円企業に急成長-新型コロナが追い風

  • 株価は年初来でほぼ2倍に、2.9%株持つ谷村氏の資産12億ドルに
  • 新型コロナ感染拡大で売り上げ急増、4-6月営業利益は26%増

20年前、 谷村格氏は約12年間勤務したマッキンゼー&カンパニーを退社し、医療関連情報サービス会社エムスリーを創業した。

  ソニーが出資するエムスリーはその後の一連の買収を経て、390億ドル(約4兆円)規模の世界的企業に成長。現在は、米MDリンクスや英Doctors.net.uk Ltd.を含む約40の子会社・関連会社を持つ。

  株価は今年に入りほぼ2倍に上昇。日経平均株価指数を構成する225社で最大の伸びとなり、ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、代表取締役を務める谷村氏の資産は12億ドルに膨らんだ。

  エムスリーは自社のプラットフォームを通じ製薬会社や医師、患者の情報アクセスを支援する。新型コロナウイルス感染拡大でマーケティングの電子化を急ぐ中小の医薬品企業が相次ぐ中、売り上げが急増。4-6月期の営業利益は26%増と、アナリスト予想上限を上回った。

  谷村氏(55)はエムスリーの2.9%株を保有。ソニーは約3分の1の株式を持つ。エムスリーはこの記事に関するコメントを控えた。ソニーに電話と電子メールでコメントを求めたが、返答はない。

原題:
Demand for Online Doctors Forges $39 Billion Sony-Backed Titan(抜粋)

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