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中国4大銀行、約10年ぶりの大幅減益-不良債権急増も融資は拡大

  • 上期利益が少なくとも10%減少、貸倒引当金の増加率は27-97%
  • コロナ禍で落ち込んでいる経済の下支えを政府から求められている

中国の4大銀行は1-6月(上期)決算で約10年ぶりの大幅な減益となった。不良債権が膨らんだ上に、落ち込んでいる経済を下支えするよう政府から求められており、来年の配当計画に圧力がかかっている。

  中国工商銀行中国建設銀行中国農業銀行中国銀行ではそれぞれ上期利益が少なくとも10%減少した。各行が30日発表した。4行の貸倒引当金の増加率は27-97%に達した。

  中国の45兆ドル(約4750兆円)規模の銀行システムは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大規模な経済活動停止に起因する40年で最悪の景気低迷を和らげる役割を最前線で担っている。当局は銀行に対し、利益を断念し新型コロナ禍に苦慮する中小企業への低利融資や返済繰り延べ、融資拡大を求めている。

  上期に4大銀行は不良債権が急増したにもかかわらず、政府の圧力を受けて融資や貸し出しは7-10%増加した。

上期利益
中国工商銀行の純利益は1488億元-前年同期1679億元
中国建設銀行の純利益1376億元-同1542億元
中国農業銀行の純利益1088億元-同1214億元
中国銀行の純利益1009億元-同1140億元

原題:
Bad Debt Wave Drags China’s Big Banks to Their Worst Profit Drop(抜粋)

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