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中国、人工知能技術の輸出を一部制限-経済安全保障を強化

中国は一部の人工知能技術の輸出を制限すると発表した。「国家経済の安全を守るため」の措置で、技術の海外移転に政府の許可が必要になるという。

  音声認識やテキスト認識、個人に適したコンテンツを推奨するためのデータ分析技術が、輸出制限の対象リストに追加された。中国商務省が28日遅く、改訂後のリストをウェブサイトに掲載した。

  新たな制限は北京字節跳動科技(バイトダンス)が利用している技術を網羅する可能性があると、国営新華社通信が貿易専門家の話を基に報じた。

  バイトダンスはトランプ政権によって動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業売却を迫られており、中国の新規制が売却に影響するかどうかは不明だ。

  ティックトックの米事業にはマイクロソフトとオラクルがそれぞれに買収案を示している。ロンドンを拠点とする投資会社セントリカス・アセット・マネジメントと動画・音楽ソーシャルネットワーキングアプリの米トリラーも28日に米国などのティックトック事業買収の意向を示したと事情に詳しい関係者が明らかにした。

  中国の輸出管理リストにはドローンおよび遺伝子工学に関連の技術も追加された。輸出管理は貿易のほか投資や特許を通じた技術の移転が対象になるという。

原題:
China Curbs Exports of Some Artificial Intelligence Technologies(抜粋)

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