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S&P500が高値更新、6日連続-ドル・円は105円台前半

28日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は連日の最高値更新で1週間を締めくくった。米国債は上昇。

  • 米国株、S&P500種が6日連続の最高値更新
  • 米国債は上昇、10年債利回り0.73%
  • ドル急反落、対円で1%余り下げて105円台前半
  • NY原油は小幅続落、弱い需要回復に再び注目
  • NY金先物は反発、ドル安で買い

  S&P500種は6営業日連続で過去最高値を更新。ナスダック総合指数もこの日高値を更新。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日、金融当局がより長い期間にわたって緩和政策を維持する可能性と、インフレがオーバーシュートする期間を容認する可能性を示唆した。ダウ工業株30種平均は年初来でプラスに転じた。

Bigger Is Better

S&P 500's top performers this year have far more market value than the rest

Source: Bloomberg

Every decile consists of 50 stocks except for the 10th, which has 53.

  S&P500種は前日比0.7%高の3508.01。ダウ平均は161.60ドル(0.6%)高の28653.87ドル。ナスダック総合は0.6%上昇。

  ストーンXのグローバル市場ストラテジスト、ユーセフ・アッバシ氏は「景気回復が勢い付く兆しがある一方で、超緩和的な金融政策は続く見通しだ。株式市場はこの2つのいいとこ取りで波に乗っているようだ。しかも追加の財政支援も実現しそうだ」と指摘。「米金融当局が前日に示した行動は、高リスク資産が必要としていた、『金融緩和はしばらく続く』保証を与えたと考えて間違いない」と語った。

  米国債は指標銘柄の大半が前日の大幅安から若干は持ち直した。ニューヨーク時間午後4時2分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.73%。

  外国為替市場ではドルが急反落。米金融当局による新たなインフレ容認方針が消化されたほか、実質金利の低下が背景となり、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は約2年ぶりの低水準となった。米国株と金属相場が上昇する中、資源国通貨は堅調。

  ドル指数は0.9%低下。週間ベースでも下げ、3週続落となった。ドルは対円では1.1%安の1ドル=105円37銭。安倍晋三首相の辞意表明を受け、影響を見極める動きが広がった。ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.1898ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は小幅続落。市場の関心はハリケーン「ローラ」から原油需要の弱い回復に戻り、売りが優勢になった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は7セント(0.2%)安の1バレル=42.97ドルで終了。週間では1.5%上昇し、4週連続高。ロンドンICEの北海ブレント10月限は前日比4セント安の45.05ドル。同限月はこの日が最終取引日だった。

  ニューヨーク金先物相場は反発。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に発表した新たな政策アプローチを消化する中、ドルの下落を受けて買いが膨らんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、2.2%高の1オンス=1974.90ドルで終了した。

原題:Stocks Set Fresh Highs; Dollar Drops to 2-Year Low: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Sets Two-Year Low as Real Yields Drop: Inside G-10(抜粋)

Oil Posts Weekly Gain With Refineries on the Mend After Laura(抜粋)

Gold Rebounds on Weak Dollar With Investors Weighing Fed Policy(抜粋)

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