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米金融当局者、9月に金利ガイダンス変更する可能性低い

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米連邦準備制度の当局者らは、事実上のゼロ金利を維持する期間について新たなガイダンスを示すのを急がない考えを示唆した。

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が先週、2%のインフレ目標を一定期間の平均として達成する考えを示したことで、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で低金利維持の期間についての表現が変更されるとの観測が一部エコノミストの間に浮上した。

  しかし、ダラス連銀のカプラン総裁は28日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「新型コロナウイルスの動向をより明確につかみたい。フォワードガイダンスはこれまでに十分示してきたと考える」と語った。

  四半期ごとに公表される連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの予測で「年内と来年は政策金利を低水準で維持するとすでに示している。私はここである程度、自制した方がよいと思う」と述べた。最新の四半期予測は次回9月15、16日のFOMC会合後に明らかになる。

カプラン総裁

    クリーブランド連銀のメスター総裁も28日、ヤフー・ファイナンスとのインタビューで、「経済見通しを踏まえ、しばらくは低金利が続くとした米金融当局のメッセージは、誰もが受け取り、そのように想定している」とした上で、今後の会合でそのメッセージを変更するかどうかは、経済動向に強く左右される」と述べた。

  また、セントルイス連銀のブラード総裁は同日のCNBCとのインタビューで、米金融政策は「現在の状況に照らして適切」だとの考えを示した。「政策金利は低く、長期にわたり低く保つ方針だ。市場も長期の低金利を予想している」と語った。

原題:
Fed Officials Play Down Need to Boost Rate Guidance in September(抜粋)

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