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メルケル首相、コロナ禍はドイツ財政に「得体の知れない課題」

ドイツのメルケル首相は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がどれほど続くのか先が全く見えないことから、コロナ禍はドイツ財政に困難な課題を突きつけていると語った。

  メルケル首相は年次の夏季記者会見で、新型コロナに打ち勝てるかどうかはワクチンの開発と普及にかかっているとして、「それが3カ月かかるのか、12カ月なのか、あるいは15カ月なのか、われわれには分からない」と述べた。「その意味において、これはまさにドイツの財政能力にとって得体の知れない課題だ」と指摘した。

GERMANY-POLITICS-GOVERNMENT

メルケル独首相(28日)

  これまで講じてきた対策については財政余力の範囲内であり、対応策を取らなかった場合のリスクとのバランスを考慮して全て決断してきたと説明した。

  ドイツは欧州連合(EU)の復興基金から約220億ユーロ(約2兆7600億円)を受け取る。メルケル首相は資金の大半を既存の対応策に充当すると述べた上で、活用にあたってはインフラ投資など、欧州委員会が指摘する対応が不十分な問題に取り組むものであるという条件が課されていると付け加えた。

  安倍晋三首相の辞意表明について、メルケル首相は残念だと述べた。

原題:Merkel Warns Coronavirus Crisis Challenges Germany’s Finances(抜粋)

*MERKEL: REGRET RESIGNATION OF JAPANESE PREMIER ABE

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