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米国債イールドカーブのスティープ化に青信号-当局がインフレ容認

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレに関する柔軟なアプローチへの移行を発表したことで、米国債のイールドカーブはスティープ化した。

  議長は27日のジャクソンホールでの講演で、2%のインフレ率は一定期間での平均で達成を目指すと語った。

  これはある程度のインフレ容認を意味するため、影響を受けやすい長期債が売られ、30年債の利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.51%を上回った。5-30年債のスプレッドは120bpに達した。

Fed's inflation change gives `green light' to steepener trade

  ブリーン・キャピタルの金利担当マネジングディレクター、ラス・サート氏は、パウエル議長の発言は「インフレを望む、または容認する考えを明確に示した」と指摘。「これが意味するものはカーブのスティープ化だけだ」と述べた。

  連邦準備制度のこのような政策シフトは広く予想され、ここ1カ月のスティープ化傾向につながっていた。JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーはスティープ化ポジションを維持。また、シティグループは30年物インフレ連動債を再び選好した。

  ルネサンス・マクロ・リサーチの米経済責任者、ニール・ダッタ氏もリポートで、「パウエル議長はスティープ化に青信号を出した」と述べた。

原題:
Bond Traders See ‘Green Light’ to Keep Driving the Curve Steeper(抜粋)

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