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安倍首相が今夕記者会見、健康状態説明へ-官邸で約2カ月半ぶり

更新日時
  • 対策本部で決定の新たなコロナ対策内容を首相が説明へ-菅官房長官
  • 今月2週連続の病院受診、首相は「これからまた仕事頑張りたい」
安倍首相

安倍首相

Photographer: Rodrigo Reyes Marin/Zuma Press
安倍首相
Photographer: Rodrigo Reyes Marin/Zuma Press

安倍晋三首相は28日午後5時から首相官邸で記者会見する。新型コロナウイルス対策に加え、健康不安説が出ている自身の体調についても説明する見通しだ。

  安倍首相は官邸での本格的な記者会見を通常国会の閉会翌日の6月18日以降開いておらず、8月6、9日に広島と長崎の原爆の日に合わせ、現地で短い会見を開催しただけだった。6月の会見は約1時間で、冒頭の約20分間は新型コロナウイルスへの対応などを説明し、その後、記者の質問に答える形式だった。

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安倍首相

  菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、同日の安倍首相の記者会見について、午後1時からの新型コロナウイルス対策本部で、今後の新たな対策を決定する方針であることを受け、内容について首相自身が説明すると明らかにした。例年この時期には首相会見は行っていないものの、首相も「節目節目の会見を行うと言っている」とも語った。

  共同通信によると、政府は対策本部で、在留資格を持つ外国人の再入国解禁や、ブータンなど13カ国を入国拒否対象に追加する措置などを決める方向。新たに発表する「対策パッケージ」では、2021年前半までに国民全員分のワクチン確保を目指す方針で、インフルエンザとの同時流行に備え、検査体制の抜本的な拡充も図る。  

健康状態

  安倍首相の体調を巡っては、17、24日と2週連続で東京・信濃町の慶応大病院を訪問したことで、健康不安説が広がった。17日は日帰り検診を受け、24日は前回の検査結果を詳しく聞くとともに、追加的な検査を行ったと説明。24日の検査の後、安倍首相は「体調管理に万全を期して、これからまた仕事を頑張りたい」と政権運営への意欲を示した。

  検査内容や結果について問われると、「またそうしたことについてはお話しさせてもらいたい」と述べるにとどめていた。

  菅官房長官は27日のブルームバーグとのインタビューで、安倍首相の体調について、「1日2回程度お会いするが、変わらない」と指摘。来年9月までの自民党総裁としての任期を全うするかについては、「もちろんそうだ」と強調した。

  第2次政権発足後の安倍首相の連続在任期間は、24日で2799日となり、佐藤栄作氏を抜いて歴代最長となった。2006年からの第1次政権では、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、約1年で突然辞任。12年に再び自民党総裁選に出馬した際の記者会見では、健康問題について「2年前に画期的な新薬が登場して、これによってすっかり難病を克服することができた。今は心身共に健康だ」と説明していた。

(菅官房長官の記者会見の内容を追加して更新しました)
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