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ロシア、ナワリヌイ氏の問題巡り調査を開始-西側諸国から強い圧力

  • 調査は「捜査前段階のチェック」、毒物の証拠はない-内務省
  • 米国や英国、フランスの当局者も調査の実施を求めている

ロシア当局は野党勢力指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が先週、突然意識不明の重篤に陥った問題について、予備調査を開始したと発表した。この問題を巡ってはドイツのメルケル首相を始め、西側諸国がロシアに解明するよう強く求めている。

  ナワリヌイ氏が体調不良を訴えたシベリアの連邦管区の警察当局が27日発表した声明によれば、内務省は今回の調査を「捜査前段階のチェック」とみなしていると説明し、毒物は発見されていないとの政府のこれまでの見解をあらためて示した。一方、ナワリヌイ氏が治療のために移送されたベルリンの病院の医師らは、同氏が毒物を盛られたとの見解を述べている。

  ロシアは当初、具体的な毒物が特定されるまで調査することは何もないとして、メルケル首相による調査の要請を無視しており、ドイツとの緊張が高まっていた。ドイツだけでなく米国や英国、フランスの当局者も調査の実施を求めている。

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原題:Russia Opens Probe of Navalny Illness After Western Pressure (1)

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