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米連邦準備制度が主導、リスク資産は一段高へ-モルガン・スタンレー

  • モルガンSのキャロン氏、新興国債券など高利回り資産増やす
  • 米金融当局、新アプローチでゼロ金利を5年以上継続する可能性

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネージャー、ジム・キャロン氏は、米連邦準備制度が採用する新しい政策によってリスク資産が一段と値上がりするとみている。

  連邦準備制度は消費者物価上昇率が当局目標の2%を一時的に上回ることを容認するアプローチを採用しようとしている。これにより、事実上のゼロ金利が5年あるいはそれ以上続く可能性がある。

  キャロン氏はこれを踏まえ、モルガン・スタンレーのグローバル債券ファンドで、新興国債券などの高利回り資産を増やしている。

  「当局は高リスク資産の魅力を高めることを望んでいる。これは、高利回り債や資産担保証券、新興国債券、株式などへの追い風になるだろう」と同氏は述べた。

  この政策によってインフレが加速するとの見通しから、金やインフレ連動債の需要が高まる可能性もある。

  しかしキャロン氏は、その懸念が行き過ぎているとし、当局は金利に関する政策を調整する公算が大きいが、同時に量的緩和(QE)も実施していると指摘。「従って、債券利回りが大きく上昇するのを許すことはないだろう」との見方を示した。

Emerging market debt has underperformed Treasuries, S&P 500 in 2020

原題:
Morgan Stanley Preps for Even Bigger Fed-Engineered Risk Rally(抜粋)

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