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きょうの国内市況(8月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、米中緊張やジャクソンホール前の様子見-鉱業が安い

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 東京株式相場は続落。南シナ海を巡る米中間の緊張が重しとなり、指数は軟調だった。取引時間終了後に予定される米カンザスシティー連銀の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)の開催を控え、朝方から様子見姿勢も強かった。

  • TOPIXの終値は前日比8.59ポイント(0.5%)安の1615.89
  • 日経平均株価は82円(0.4%)安の2万3208円86銭

  みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、米中関係が緊迫化していることへの懸念から香港ハンセン指数が一時1%を超える下落となったことが日本株にも売りを誘ったとみる。さらに、ドル建ての日経平均株価が節目の220ドルに接近し、海外投資家が日本株を手じまう動きにもつながっていると指摘した。

  • 東証33業種では保険、鉱業、不動産、空運が下落
  • ゴム製品、サービス業、精密機器は上昇

●債券は中期中心に上昇、2年入札順調で買い優勢-米中対立懸念も支え

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  債券相場は中期債中心に上昇。この日行われた2年債入札が順調だったことを受けて買いが優勢だった。中国のミサイル発射など米中間の緊張の高まりでリスク回避姿勢が強まったことや、米長期金利が時間外取引で低下したことも支援材料になった。

  • 新発2年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.125%、新発5年債利回りは0.5bp低下のマイナス0.09%
  • 長期国債先物9月物の終値は2銭高の151円72銭。米長期金利が上昇後に横ばいまで戻した流れを引き継ぎ小高く始まり、一時151円86銭まで上昇。買い一巡後は急速に上げ幅を縮小

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 2年債入札は事前の調整によって買いやすい水準となり順調だった
  • 2年債など短いゾーンはこれを好感して買われた
  • 長いゾーンは中国のミサイル発射などリスクオフが支援材料になった

2年債入札

  • 最低落札価格は100円43銭と、市場予想中央値の100円42銭を上回る
  • 応札倍率は4.66倍と前回の4.56倍から上昇
  • 小さいほど好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3厘と2月以来の小ささ

●ドルは106円付近、パウエル議長講演見極めでハト派期待の売り一服

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円ちょうど付近で推移。海外時間にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて、金融緩和長期化につながる枠組み変更が示唆されるとの見方からドル売りが強まる場面があったものの、持ち高調整の動きで戻した後は、様子見ムードとなっている。

  • ドル・円は午後3時16分現在、前日比ほぼ変わらずの106円03銭。105円81銭まで軟化した後、一時106円08銭まで回復する場面も
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1829ドル。1.1850ドルと3営業日ぶり高値に並んだ後もみ合いに転換

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • パウエル議長講演を前にドル売りもドル買いも続けるのが難しい状況。そうした中で、ドル・円は仲値後から少し買い戻しが入っている
  • 講演ではインフレ目標見直しについて、9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での導入を示唆するかが一つポイント
  • その場合、ドルは少し弱含むかもしれないが、平均物価目標を導入するということは将来的な米経済の過熱を容認すると宣言したことになり米株が続伸する可能性が高く、円も同時に売られよう
  • 逆に織り込みが進んでいるがゆえに、出尽くして株が崩れるとドルも円も買われる。どちらにしてもドル・円には決め手にならないとみている
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