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キオクシアHD上場へ、時価総額2兆円超- 公募で854億円調達

更新日時
  • 調達資金はメモリーの生産能力増強のための設備投資に充当
  • 東芝やベインなど、HOYAも総額最大2929億円の株式売却

半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)が10月6日に東京証券取引所に新規上場する。時価総額は2兆円を超える。

  発表などによれば、同社が公募で調達する額は854億円。メモリーの生産能力増強のための設備投資に充当する。

  株主の米ベインキャピタル主導の投資家グループや東芝、HOYAも総額最大2929億円の株式を売り出す。ベインなどの保有割合は48%(従来56%)に低下。東芝は32%(同41%)、HOYAも2.5%(同3.1%)となる。

新規株式公開詳細
想定売出価格3960円
仮条件決定日9月17日
ブックビルディング期間9月18日から25日
公開価格決定日9月28日

  新規上場はキオクシアHDが事業拡大に必要な資金を確保すると同時に、株主が株式を現金化する意味合いがある。同社は記憶媒体の半導体NAND型フラッシュメモリーを製造し、東芝の米原発事業の損失を穴埋めするため、2018年にベイン主導の「日米韓連合」に2兆円で売却された。

  7-9月期の営業損益予想は0-300億円(4-6月期は147億円)を見込む。中長期の目標として、前期までの3年間の平均が22%だった営業利益率(Nоn-GAAP)で25-30%を目指す。

主幹事証券
三菱UFJモルガン・スタンレー、野村、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、SMBC日興、大和、みずほ
(新規株式公開の詳細を追加します)
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