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日本株は続落、米中緊張やジャクソンホール前の様子見-鉱業が安い

更新日時
  • 南シナ海緊迫、中国がミサイル発射-ハンセン指数は一時1.2%安
  • 米国時間27日に米カンザスシティー連銀の年次シンポジウム開催

27日の東京株式相場は続落。南シナ海を巡る米中間の緊張が重しとなり、指数は軟調だった。取引時間終了後に予定される米カンザスシティー連銀の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)の開催を控え、朝方から様子見姿勢も強かった。

  • TOPIXの終値は前日比8.59ポイント(0.5%)安の1615.89
  • 日経平均株価は82円(0.4%)安の2万3208円86銭

〈きょうのポイント〉

  • 南シナ海緊迫、中国がミサイル発射-米は人工島関連企業に制裁
  • 米国時間27日に米カンザスシティー連銀の年次シンポジウム開催
  • 米耐久財受注7月は伸びが予想外に加速、自動車が大幅増

  みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、米中関係が緊迫化していることへの懸念から香港ハンセン指数が一時1%を超える下落となったことが日本株にも売りを誘ったとみる。さらに、ドル建ての日経平均株価が節目の220ドルに接近し、海外投資家が日本株を手じまう動きにもつながっていると指摘した。

  バンク・オブ・アメリカの山田修輔チーフFX・日本株式ストラテジストは、28日に予定される安倍首相の記者会見で、任期やポスト安倍に示唆があるかに市場は注目しており、「イベント待ちの相場」になっているという。政治リスクが払拭されないと、上昇しにくい状況は続くとみる。 

 一方、野村証券投資情報部の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは、今晩のジャクソンホール会議を控えて動きづらいと予想される中、日本企業の業績の回復を見越した株価の先高観が、指数を下支えると話していた。

  • 東証33業種では保険、鉱業、不動産、空運が下落
  • ゴム製品、サービス業、精密機器は上昇
TOPIXの推移
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