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アブダビがドル建てで起債-湾岸諸国で最長の50年債

  • 新型コロナ流行と原油安を乗り切るための資金を確保
  • 3本立てで約5300億円を起債-匿名の関係者

アラブ首長国連邦(UAE)の首都があるアブダビ首長国は、ドル建て債市場で、 湾岸諸国で最長となる50年債を起債した。新型コロナウイルスの流行と原油安を乗り切るための資金を確保する。

  公に話す権限がないとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、アブダビは3本立てで50億ドル(約5300億円)を起債。20億ドル相当の2023年9月償還債は米国債に65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の上乗せ、15億ドル相当の10年債は同105bpの上乗せとなった。

  15億ドル相当の50年債の利回りは2.7%。50年債は湾岸アラブ諸国として最長になる。いずれも、利回りは当初ガイダンスより低くなったという。

  原油価格が財政均衡に必要な水準を下回っている中で、アブダビ政府は低い借り入れコストを生かして資金を調達した。UAEで最も豊かな首長国である同国債のS&Pグローバル・レーティングによる格付けは「AA」。

原題:
Abu Dhabi Returns to Debt Market With Longest Gulf Bond Ever (3)(抜粋)

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